コリとは?

ところで、「コリ」とはいったいなんでしょう?

そもそも、コリとは肩などの周辺の血行が悪くなることで、乳酸などの疲労物質が、筋肉内に蓄積して起こるものです。
疲労物質の乳酸によって酸性濃度が高まると、筋肉が次第に硬くなり、それがコリとなって現れるのです。

普段、運動をするときにも、筋肉には「疲労物質・乳酸」ができますが、運動によってできた乳酸は、通常、運動によって循環の良くなった血液が運び去ってくれます。
しかし、長時間おなじ姿勢でいた時などの一部の筋肉に負担がかかってできた疲労物質は、血行の悪い状態では取り除くことができず、筋肉を固くし、痛みを感じさせ、コリにつながります。

また、コリの原因にはストレスも関係しており、強いストレスが加わると、血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、コリの原因をつくったり、コリを悪化させたりすることもあるのです。

■コリを解消するには?

コリは筋肉に疲労物質乳酸が溜まって起きるため、血行やリンパ循環を良くして、疲労物質を運び去ってもらえば解消します。そのため、リンパマッサージは、非常に役に立ちます。

このとき、注意するのは、こっている所だけを重点的に揉みほぐすのではなく、近くのリンパ節を意識しながら、広い範囲にわたってリンパマッサージして、体中の血行を良くすることがポイントです。

■参考:リンパマッサージの方法