リンパの特徴(復習)

私が、リンパマッサージの話をする時には、必ず、リンパの特徴のお話をします。

この特徴をしっかりと知っておくことで、リンパマッサージのメカニズムが、スッと頭でも
理解できるようになるので、自信を持って行うことができるからです。

頭で理解しておくと、人に説明するときも、説明しやすいですよね?

私も、定期的に下記を読んで、復習しています・・・


■リンパの特徴

・すべてのリンパ経路には弁が存在し、それはリンパ毛細管の先端まで及ぶ。
・太いリンパ管では2-3mmごとに弁が存在し、細いリンパ管では弁の間隔は更に狭くなる。
・リンパ管は、常時何らかの原因で圧迫されており、細いリンパ管は両方に押し出されようとしているが、弁が中枢方向にのみ開口しているため、一方向にのみ移動する。
・リンパ管が液体によって伸張されるとリンパ管壁の平滑筋は自動的に収縮する。
・弁と弁の間のリンパ管の各部分は、個々に自動ポンプとして作用する。
・すなわちある文節がリンパで満杯になると収縮が起こり、これによってリンパは弁を通って次のリンパ節に流入する。
・その文節がリンパで充満すると、数秒以内にこの部分も収縮する
・この過程はリンパ管に沿って液体が最終的にリンパ管から静脈に流入するまで続く。

リンパ管は、周囲の組織からの刺激で活性化されるため、運動やリンパマッサージ、腹式呼吸を行うことでスムーズに流れるようになります!!

http://lymphmassage.web.fc2.com/tokuyou.html
 「リンパマッサージの方法」 より引用