リンパマッサージの重要ワード
リンパマッサージで覚えておきたい言葉の定義は次の4つです。
【 リンパ 】
全身を網の目のように張り巡らされている「リンパ管」とその中を流れる「リンパ液」、鎖骨や脇の下、
ソケイ部などにある「リンパ節」を総称したものです。
【 リンパ液 】
リンパ液とは細胞間液のことで、毛細血管からしみ出した血漿(けっしょう)がリンパ管に入り込んだもの。
主な働きは、古い細胞や血液のかけらなどの老廃物や脂肪を運び、やがて血液と合流し尿として体外へ
排出することです。
【 リンパ管 】
リンパ液の通る管で、体内にある排水管ともいうことができる。
リンパ管の70%は皮膚組織を通っており、静脈と平行して体のいたるところに張り巡らされています。
【 リンパ節 】
リンパ液の中継基地。全身で600から800箇所あるといわれている。
微生物や老廃物のろ過をするほか、抗体を産出する場所でもあり、免疫機能で重要な役割を担って
います。
例えば、風邪を引いて「リンパが腫れる」のは、リンパ節内での有害物質とリンパ液が戦っている証拠
です。
■参考:リンパマッサージの方法